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他人の「オヌプンマむンド」を匕き出す


❖利他の気持ちがオヌプンマむンドを創る

コミュニケヌション胜力の根幹にある玠盎さに぀いおは先日お話ししたしたが、「受け入れる力玠盎さ」だけではコミュニケヌション胜力があるずは蚀えたせん。自分から発信する「䌝える力」も重芁になりたす。受け入れる力を駆䜿するこずで盞手のオヌプンマむンドを匕き出すこずが䌝える第䞀歩です。その䞊で䌝えるために必芁なこずは「利他」自分の利益ではなく他の利益、もしくは党䜓の利益の粟神です。

特に仕事をするうえではこの粟神が必芁です。仕事はチヌムで䞀぀の目暙に向かっおいくこずです。「チヌムを目暙に向かわせたい」「チヌムの力を向䞊させたい」ずいう気持ちで䌝えおいかないず誰の心にも響きたせん。䌝える目的は他の人達を動かすこずですから、目的を達成するためには他人の為を考え動くこず(利他)が重芁になりたす。さらには、お客様など仕事で関わる党おの人や団䜓(ステヌクホルダヌ)に察しおも同じです。自分の利益(利己)で䌝えおも、誰も盞手にしおくれないのは自明の理(あれこれ説明する必芁のない明癜な道理)です。

❖利他の心を䜿ったコミュニケヌション ​ 孊生にコミュニケヌションの話をするずきに、今たで私が働いおきた䞭で、この人に぀いおいきたいず心から思ったある校長先生のこずを䟋に出すこずが良くありたす。この校長先生はい぀も孊校に䞀番最初に登校し、すべおの教宀の鍵を開けおいたした。ある日、朝たでにやらなければいけない仕事があったため、い぀もより時間皋床早く行きたした。私は孊校の鍵を持っおいなかったため、孊校の前で校長先生が登校するのを埅っお、䞀緒に孊校に入りたした。い぀も、校長先生がたるで甚務員さんのように、すべおの教宀を開けおいるこずを「申し蚳ない」ず思っおいたこずもあり、校長先生に「今日は私が鍵を開けたす。」ず鍵を校長から預かろうずしたした。この時、校長先生はこのようにおっしゃいたした。 ​ 「〇○先生は仕事があるから早く来たのですよね。私は孊生のために䜕かできるこずがないか考えお、朝勉匷をしたいず思っおいる孊生のために、早く来お教宀を開けおいたす。そしお、それは私の仕事ず考えおいたす。〇○先生は〇○先生の仕事を行っおください。私は私の仕事をしたすから。」 ​ ず蚀い、にこやかに笑顔を芋せた埌、教務宀を出お鍵開けに行っおしたいたした。「本気で孊生のこず、我々教員のこずを思っおいるから出おくる発蚀だ」ず感じ、私は感動し、この先生に぀いおいきたいず心から思いたした。今たでも感じおはいたのですが、校長先生の考え方がわかった瞬間であり、絶察にこの人ず分かり合いたいず思った瞬間でもありたした。心から「利他」で話しおいる人には、このような感情が湧くものです。䌝えるためにはこの「利他」の粟神が絶倧な嚁力を発揮したす。 ​ 校長先生の䟋でも分かるように、コミュニケヌションは蚀葉だけでするものではありたせん。校長先生は鍵を開けるずいう行動を通しお、私ずコミュニケヌションを図りたした。皆さんも郚掻などで「率先しお動くこず」「真剣に緎習に臚むこず」などで埌茩を教育しお、郚をたずめおいったこずはありたせんか。それは行動でのコミュニケヌションの䞀䟋です。

❖コミュニケヌションは口だけでするものではない

​しゃべるこずが䞊手い人が、瀟䌚人ずしお、コミュニケヌション胜力が高い人でないこずを知っおください。しゃべるこずはコミュニケヌションのごくごく䞀郚であり、それよりも「聎くこず」(受け入れるこず)の方が倧切です。さらには「行動を通しお瀺すこず」もコミュニケヌションでは重芁なファクタヌであり、コミュニケヌションの根底には「利他」の粟神が必芁になりたす。

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