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「組織」で成功するタイプが就活で勝つ人


組織で成功する人を考える前に組織って何??

「組織は、人間が、その強みよりずっと多く持っている弱みを消すことはできない。しかし組織は、人の弱みを意味のないものにすることができる。組織の動きは、個々の人の強みをレンガにして、協働の事業として組み上げることである」(経営者の条件 ピーター・ドラッカー)

ピーター・ドラッカーが組織について語った有名な言葉ですが、組織で30年以上働いていてこの言葉を聞くと、心にしみます。これが、良い組織の最低条件だと心から思うからです。今まで組織の形態として色々な形を経験してきましたが、成功した組織はほとんどこの言葉が当てはまりました。また、この言葉は組織人としての働き方を示唆したものだとも感じています。

このことを前提に...組織で働ける人ってどんな人

この言葉の視点を変えて組織を構成する個人から見ると次のようになります。個人に求められる組織への参加条件として「レンガにするための強み」が必要ということになります。私は仕事をする中よく「レンガにするための強みが私にあるか」「あるとすればそれは何か」「どうしたらその強みをもっと強固なものにできるか」を自問自答します。就職指導担当としてゼミ担当として、教科担当として、この組織の中で学生(お客様)に何を提供できているのか。それが、同僚や部下・上司たちと上手く組み合わさって牢固なものになっているのか。

厳しい話かもしれませんが「役割を担える者」は組織の宝、「役割を担えない者」は組織には癌であると考えています。私は、「役割を担える者」にどのようにしてなっていこうかと考え、行動しています。新人に社会人1年生にそんなこと望んでも無理と思うかもしれませんが、事実です。後日話すことになるとは思いますが、新人には新人にしかできない、新人の役割があります。(安心してください)また、我々、ロートルにはロートルの役割があります。それを考えどの立ち位置で仕事をして、どんなスキルを身に着け、若い職員たちに何を残していけるか。こんなことを考えながら自分の立ち位置を創るのです。

「組織で成功する人=就職で成功する人」になってください...オネガイ

就職活動をする前に、組織で働くって何かを考えてみてください。その中で、その厳しさを知ってください。そこがわかっていて、仕事に取り組んでいけば、組織は皆で支え合い、自己実現のできる最高の場となります。

「誰かがなんとかしてくれる」なんて思わないでください。そのように考えても「誰も何ともしてくれません」。「自分が何とかする」と思ってください。「自分で何とかする」と思い行動をしていれば、「周りが一緒になって何とかしてくれます」。

また、就職活動で大事なことも同じです。今まで「自分で何とかする」と動いてきた学生が「自分で何とかしよう」と就職活動をすれば、企業からは引く手あまたです。また、「誰かがなんとかしてくれる」と考え受け身でいると、企業からはそっぽを向かれます。企業はそのようなところを見ています。

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