将来の夢を小学生のように語ってみた...ら？

❖脳科学ってよくわからないけど面白い

今日は学生に対して、心理学や脳科学の話をする中で将来の目標に向かってモチベーションを持つために大切なことの話をしました。爽快感をもたらすベータエンドルフィン。喜びや満足感・幸福感をもたらすドーパミン。やりたいことが湧き上がってくるエンケファリン。これらのホルモン物質を分泌させ、モチベーションを継続させるためにどのようにすれば良いかという話しです。さらに、その中で将来の最終目標とそこにたどりつく道筋を作るという課題を与えてみました。

❖本気のワクワク感がプラスの脳内ホルモンを作る

今日はその時に話した、目標の作り方についてお話しさせていただこうかと思います。脳内ホルモンを活性化させる目標は完全に映像として頭の中に描くことが大切です。この映像が完璧であればあるほどモチベーションにつながります。心から幸せだと思える自分がその映像の中に存在していることも大切です。さらには、本気でワクワクする夢のようなことであれば最高です。次に、その夢を現実のものとするため道筋を考えます。その道筋のなかで目標となる小さい道標を作ります。そして、その道筋も映像化していく、という作り方になります。

最終目標を創って、そこから道筋を考える方法ですが、幾つかの条件があります。ハーズバーグの二要因理論の動機づけ要因(満足要因)に着眼した目標であること。またデシの提唱した内発的動機づけに即した目標であること外発的動機づけとなる報酬に着眼しないこと。将来の最終目標が就職試験に合格するなども自分に対する報酬になるため禁止です。

ハーズバーグ二要因理論・デシ内発的動機づけについてはこちらの記事を参照してください。

リンク：「就職試験に対してのモチベーションの持ち方」就活ゼミブログ

❖目標は漠然としたものをベースに具体的にシュミレーション

目標の内容が「幸せな家庭を創る」という目標でも構いません。そこに大きな夢を描けるのであれば全く問題ありません。ただし、幸せな家庭とはどういうものなのかは具体的に映像に描けるように騒動してください。そこに大きな夢を感じるのであれば問題ありません。子供は何人欲しいでしょうか。また、その子供にどのように育ってほしいでしょうか。そのように育てるために何が必要でしょうか。当然お金も必要ですが、子供は親の背中を見て育ちます。どんな背中を見せたいですか。そのためにどんな親になりたいのでしょうか。仕事は？プライベートは？そこに行くための道筋はどのようなものがあるでしょうか。では、今どうすれば良いでしょうか。出来るだけ具体的に考えると思ってください。

例えば「地元を良くしたい」でもいいです。自分が地元を良くするキーマンになるためには、将来的にどのような仕事に就いていれば良いのですか。例えば「市長」例えば「NPOの代表」例えば「地元で会社を興して地域の雇用を守ると共に産業を発展させたい」でもいいです。また「市役所職員として全国から全世界から人が集まるような祭りやイベントを作りたい」でも...では、そうするための道筋はどのように考えますか。今、何をしておくべきでしょうか。具体的に具体的に考えることでそこにワクワクすることで脳内ホルモンが多量に分泌され続けます。

❖映像が100％描ければ未来は約束される

ウォルトディズニーがディズニーランドを創ることが出来たのは、想像のリアルさとワクワクの大きさなどとよく言われます。エジソンが電球を発明できたのも...そうなんです...気持ちのワクワクを作り幸せな人生を送るために考えてみませんか。ついでに、志望動機にもなりますよ^^