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JOB. HUNTING.

TEXT. BOOK.

     就職活動が
          人を成長させる
  「素直さ・主体性・協調性」
         社会人としての考えを
           創る活動が就職活動
         そのために今できること
理念​

The best way to predict your future is to create it.-Peter Drucker

未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだピーター・ドラッカー

​降ってくる未来を待つのではなく、自ら未来をつかみ取る。就職活動を行うにあたり最も大切なことはこの気持ちです。また、就職はゴールではないスタートです。就職の先にある未来を明確にイメージし、そこに向かって決してあきらめないことが将来の幸せを創ります。未来を創るためには未来を創り上げる考え方が重要となります。その考え方を研究し続けるゼミが「就活ゼミ:ジョブハンティングゼミナール」です。

​幸せな将来を創ることに早すぎるということはないです。是非、このホームページを使って、将来を考えて欲しいと考えています。

4-2 志望動機と背景の関係

さて、前項のバックボーンからどのように志望動機にしていくかを見ていきます。まず、学生が作った市役所の志望動機をご覧ください。

 

【志望動機】

私は○○市(地元)ならではの「人のあたたかさ」が大好きで、このあたたかさを多くの人と共有したいといつも思っています。「○○(地元)に住む・○○(地元)で働く・○○(地元)で遊ぶ、すべての人がこのことに喜びを感じる町にする。」これが私の目標であり、目標達成のため〇○市役所を志望しました。

また、昨年、貴所でのインターンシップで園児が地元食材や園内で育てた食材を使用した料理を作るイベントに参加させていただきました。子供が食や農業を通じて○○(地元)を知る機会を見て、子供たちが将来、○○(地元)で生活することを誇りに思う人間に育ってくれる様子が思い浮かび感激しました。是非自分も貴所に入所して、そのような仕事に携わり「住みよい町日本一」を目指していきたいと感じています。

 

自己PRを二つとバックボーン・志望動機を見ていただきましたが、志望動機は、自己PRやバックボーンから考えて作っています。例えば、最初のフレーズは次のようなことから作られています。

私は〇○ならではの「人のあたたかさ」が大好きで、このあたたかさを多くの人と共有したいといつも思っています。

農家である祖父母や両親と近所の人とのつながり、まるで自分を本当の子供の様に扱う近所の人たち、田舎であるがゆえの「人のあたたかさ」が最高と思っている。

このようにそれぞれ、バックボーンや自己PRと関連付けて志望動機を作ると、ツッコミに対していくらでも答えられる志望動機を作ることができます。それでは、この後のフレーズについても見ていきましょう。

「○○に住む・〇○で働く・〇○で遊ぶ、すべての人がこのことに喜びを感じる町にする。」これが私の目標であり、

自己PR「一人暮らしの老人たちを集めてサークル作り」の中で述べたように、自分は新発田を「すべての人が喜びを感じる町」という目標達成に向かって動き始めている。

自己PR「卓球部での経験」の中で述べたように、目標に向かい継続していくと「続けることが楽しくなる」時が必ず訪れると考え、必ず目標達成する覚悟を持っている。

 

目標達成のため〇○市役所を志望しました。

公務員の母から聞いた市役所職員の仕事が「〇○に住む・〇○で働く・〇○で遊ぶ、すべての人がこのことに喜びを感じる町にする。」ことであり、その仕事と私の目標が合致したため志望した。

 

また、昨年、貴所でのインターンシップで園児が地元食材や園内で育てた食材を使用した料理を作るイベントに参加させていただきました。

インターンシップで地元食材を使ったイベントに参加させてもらったことが、自宅で農家をやっていて、〇○産の農作物が最高と思っている自分にとってうれしかった。

 

子供が食や農業を通じて○○を知る機会を見て、子供たちが将来、〇○で生活することを誇りに思う人間に育ってくれる様子が思い浮かび感激しました。

自分のように〇○(地元)が好きで、〇○の農作物に誇りを持っている子供を育てることが、自分が考える「〇○に住む・〇○で働く・〇○で遊ぶ、すべての人が〇○ならではの「人のあたたかさ」に喜びを感じる町にする。」ことになると確信し感激した。

 

是非自分も貴所に入所して、そのような仕事に携わり「住みよい町日本一」を目指していきたいと感じています。

「住みよい町日本一」をかかげる新発田市と、自分の目標を同化。(同化させることで自分と市の目標は同じと印象づけます)

 

志望動機はこのように自己PRと自分の持つバックボーンをシンクロさせながら作っていくことができます。面接官は本気で志望しているのか、「この市を良くしたい」と本気で思っているのかを探っています。短い志望動機ですが、ここに入りたい思いを詰め込み、「一言一言」を大切にして、自分の特徴を考えながら志望動機を作ってください。

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