JOB. HUNTING.
TEXT. BOOK.
就職活動が
人を成長させる
「素直さ・主体性・協調性」
社会人としての考えを
創る活動が就職活動
そのために今できること
理念
The best way to predict your future is to create it.-Peter Drucker
2-3 イラショナルビリーフ
イラショナル・ビリーフは願望を絶対そうでなければならない事実と誤認して起きる信念・固定観念です。例えば、(出来事)「今日バイトの先輩に話しかけたら無視された。」(イラショナル・ビリーフ)「先輩は私のことを嫌っているに違いない。何か自分が気に障ることをしてしまったのだ。」(結果)「もうバイトには行きたくない。やめたい。」などの考え方のことです。この事例のイラショナル・ビリーフをもう少し詳しく解説すると、「先輩は私を嫌っているに違いない」=「私が話しかけた時、私は返事を、返してもらわなければならない」(それをしない先輩は私を嫌っている)ということになります。
未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだピーター・ドラッカー
降ってくる未来を待つのではなく、自ら未来をつかみ取る。就職活動を行うにあたり最も大切なことはこの気持ちです。また、就職はゴールではないスタートです。就職の先にある未来を明確にイメージし、そこに向かって決してあきらめないことが将来の幸せを創ります。未来を創るためには未来を創り上げる考え方が重要となります。その考え方を研究し続けるゼミが「就活ゼミ:ジョブハンティングゼミナール」です。
幸せな将来を創ることに早すぎるということはないです。是非、このホームページを使って、将来を考えて欲しいと考えています。
良く考えるとおかしいと思いませんか。バイトの先輩は声が聞こえなかっただけかもしれないし、本当に疲れていただけかもしれない、と考えられないでしょうか。 極端な認知の仕方を行ってしまい、その思考がイラショナルで自滅的な感情を引き起こしていることに気づかず「バイトに行きたくない」という結論を出しています。このような考えを作る信念や固定観念がイラショナル・ビリーフです。このイラショナル・ビリーフは大きく「自分自身」「他人」「世の中・人生」の3つのベクトルを持っています。
自分自身に対する要求「自分は・・・であらねばならない」というベクトル
「後輩に尊敬されなければならない」「人から嫌われてはならない」「成績優秀でなければならない」などこのように考えると、それが達成できない場合(達成できない場合がほとんどですが…)「不安」「鬱状態」「恥ずかしさ」「罪悪感」などに苛まれることになります。この「ねばならない」を「たい」「こしたことはない」に変換して考えると「不安」などの感情から解放され、少しでも願望に近づくため自分に何ができるか考える余裕ができます。
他人に対する要求「人は私に対して・・・であらねばならない」というベクトル
「人は私にひどいことを言ってはならない」「仲間は私に優しくしなければならない」などこのように考えると、それが達成できない場合(これも達成できない場合がほとんど…)「怒り」「激怒」「受動的攻撃性」(拒否的な態度や受身的な反抗)につながり対人関係に障害が起き、悪いスパイラルに落ち込んでいくことになります。この「ねばならない」を「して欲しい」「あって欲しい」に変換して考えると「怒り」などの感情から解放され、少しでも願望に近づくため自分に何ができるか考える余裕ができます。
世間・人生に対する要求「人生は私に対して・・・であらねばならない」というベクトル
「こんなに頑張っている私はもっと社会が評価し、希望の仕事に就けなければならない」「人生は思う通りでなければならない。そうでなければ人生は、ひどく堪えられない。哀れなものだ」など
このように考えると、それが達成できない場合(受動的では達成できない目標)「自己憐憫」(自分をかわいそうだと思う)「苦痛」につながります。結局、建設的なことができずつぶやきだけにエネルギーを注いでしまうことになります。「したい」「されたい」と変換し、そのために能動的に動くことで達成する可能性が出てきます。