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JOB. HUNTING.

TEXT. BOOK.

     就職活動が
          人を成長させる
  「素直さ・主体性・協調性」
         社会人としての考えを
           創る活動が就職活動
         そのために今できること
理念​
2-1 採用してはいけない人材

The best way to predict your future is to create it.-Peter Drucker

未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだピーター・ドラッカー

​降ってくる未来を待つのではなく、自ら未来をつかみ取る。就職活動を行うにあたり最も大切なことはこの気持ちです。また、就職はゴールではないスタートです。就職の先にある未来を明確にイメージし、そこに向かって決してあきらめないことが将来の幸せを創ります。未来を創るためには未来を創り上げる考え方が重要となります。その考え方を研究し続けるゼミが「就活ゼミ:ジョブハンティングゼミナール」です。

​幸せな将来を創ることに早すぎるということはないです。是非、このホームページを使って、将来を考えて欲しいと考えています。

「組織は人なり」日本の著名な経営者・経営学者が良く口にする言葉です。また、世の中のビジネスパースンの大半がこの言葉を真理であると思っています。確かにモチベーションが高くポジティブで優秀な人材がそろっている組織は成長が約束された組織であり、成長する組織です。そのため、あらゆる組織は優秀な人材確保に躍起になるのです。

また、一人の人間の生涯所得は2億8000万円と言われています。もし、新卒採用した人材が定年まで勤め上げると組織はその人材に対してこれだけの投資をすることになります。人は組織の中で一番高い買い物ということもできます。さらには、組織にとって有用な人材は組織に対し多大な利益を与えますが、不用な人材は利益を出さないばかりか組織に損害を及ぼす厄介なものとなってしまいます。特に、仕事の失敗を他人に押し付ける性格をもった人間が組織の中に一人いると、それが上司だった場合、部下はやる気を失い、同僚だった場合、その同僚から被害をこうむらないようにすることに腐心し、部下の場合、上司は思い悩むことになります。さらに、時間がたつと1人の不用な人材が周りを駆逐しネガティブな要素が伝染して組織全体に悪影響を及ぼすことになります。どんなに優秀な組織でもそこにネガティブな要素を持った人が1人でも入ると「悪貨は良貨を駆逐する」のことわざのように組織が悪い方向に進み始めるということです。

組織にとって人材という2億8000万円の買物は、きちんと見極めることができれば何十億円の価値を持ち、見極めることができなかった場合マイナス何十億円の損失をもたらすものになるのです。当然、人事を担当する方々は採用にあたっては利益をもたらす人材を探し、損出をもたらす人材を排除しようと必死になっています。

さて、実際人事担当者が考える「採ってはいけない人材」とはどういったものなのでしょうか。「人のせい・環境のせいにしてしまう人」「すべて自分で抱え込んでアウトプットのない人」「ネガティブな考えをする人」「自己主張が強すぎる人」…色々なタイプの「採ってはいけない人材」があります。タイプが多すぎて履歴書やエントリーシート・面接などでこれらすべてのタイプを見分けていくのは困難です。しかし、心理学の世界ではこれらの人々に共通するある特徴が解明されています。それが「イラショナル・ビリーフ」(不合理な信念)です。「イラショナル・ビリーフ」とは論理的でない考え方のことで、アルバート・エリス(Albert Ellis)という心理療法家が「Rational Emotive Behavior Therapy」(通称「REBT」日本名「論理療法」)と呼ばれるメンタルヘルスのケアなどに用いる手法の中で説明しています。

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