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JOB. HUNTING.

TEXT. BOOK.

     就職活動が
          人を成長させる
  「素直さ・主体性・協調性」
         社会人としての考えを
           創る活動が就職活動
         そのために今できること
理念​

The best way to predict your future is to create it.-Peter Drucker

未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだピーター・ドラッカー

​降ってくる未来を待つのではなく、自ら未来をつかみ取る。就職活動を行うにあたり最も大切なことはこの気持ちです。また、就職はゴールではないスタートです。就職の先にある未来を明確にイメージし、そこに向かって決してあきらめないことが将来の幸せを創ります。未来を創るためには未来を創り上げる考え方が重要となります。その考え方を研究し続けるゼミが「就活ゼミ:ジョブハンティングゼミナール」です。

​幸せな将来を創ることに早すぎるということはないです。是非、このホームページを使って、将来を考えて欲しいと考えています。

6-6 自己PRの考え方②

前項のエントリーシートと面接内容から、面接官が見ていることは、次の6つです

・どのような事柄にモチベーションを感じるか(やる気のスイッチ)

・どのような場面でどのように考えてどのように行動するか(行動特性・思考特性)

 

・チームで仕事を進めるときのコミュニケーション特性(仕事の進め方)

 

・チームにどのような影響を与えるか(影響力)

 

・上手くいかないときのスタンス(課題への取り組み方)

 

・上手くいかないときの行動の特徴(課題への対処方法)

 

また、コンピタンス(能力)として採用先が重視している部分も一緒に探っていきます。さて、それぞれどのような評価になるでしょうか。次項では項目ごとに評価とコメントを見ていきます。

【どのような事柄にモチベーションを感じるか(やる気のスイッチ)】

エントリーシートにある「○○ちゃんと○○ちゃんなら大丈夫」や「チームの一員として県ベスト4を目指し一緒に頑張ろう」などの「周りからの承認」がモチベーションの泉源となっている。また、目標を意識してチーム全員でそれを成し遂げたいという気持ちも見られる。仕事全体を把握して前向きに動くタイプだと思われる。(確認するために面接の中でもう少し聞いていきたい。)

【チームで仕事を進めるときのコミュニケーション特性(仕事の進め方)】

「話し合って、相談しながら」が基本で、周りを大切にする気持ちが大きいように感じられる。周りとバランスをとりながら出すぎずに行動するタイプである。承認の欲求は強いようで、承認を受けるための行動が基本となっており、そのために動く傾向があると考えられる。

【上手くいかないときのスタンス(課題への取り組み方)】

チームをよくするために自分発信で課題に取り組んでいる。物事に対し当事者意識をもって取り組む姿勢がある様子が見える。根気よく相談を持ち掛け、チームで課題に取り組む姿勢が見える。

 

いくつかの項目をピックアップして紹介しましたが、このような感じの評価になるでしょうか。ここで、この受験者は、「承認される」ことに非常に重きを置いていることが予想されます。「承認」がモチベーションを作り、行動へと変換していくタイプです。また、そのためチームを非常に大切にしてその一員であることがアイゼンティティ(自己を自己として確信する自我)となっているように見受けられます。面接の中で「たいていの場合ということは、受け入れてもらえない場合もあったのですか。」という質問を行い、「承認」されない場合どのように行動したかを確認しました。私ならば、面接の中で受験者の発言を否定する場面を作り、実際の反応を見る確認を行うかもしれません。(これをすると受験者から圧迫と思われますが、この受験者が自社に欲しいと思った場合、最終確認としてそれを行う場合があります。)

行動を聞き、その時の受験者の考え方を知る。色々な角度からそれを繰り返す。面接はそのように進んでいきます。よく面接の解説書で「面接は自己分析から始まり自己分析で終わる。」などと言いますが、本当にその通りだと思います。人生で経験した、自分の行動とその時の考えを全て挙げ、整理すること、それを、言語化し伝えること、これが面接なのです。

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