JOB. HUNTING.
TEXT. BOOK.
就職活動が
人を成長させる
「素直さ・主体性・協調性」
社会人としての考えを
創る活動が就職活動
そのために今できること
理念
The best way to predict your future is to create it.-Peter Drucker
未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだピーター・ドラッカー
降ってくる未来を待つのではなく、自ら未来をつかみ取る。就職活動を行うにあたり最も大切なことはこの気持ちです。また、就職はゴールではないスタートです。就職の先にある未来を明確にイメージし、そこに向かって決してあきらめないことが将来の幸せを創ります。未来を創るためには未来を創り上げる考え方が重要となります。その考え方を研究し続けるゼミが「就活ゼミ:ジョブハンティングゼミナール」です。
幸せな将来を創ることに早すぎるということはないです。是非、このホームページを使って、将来を考えて欲しいと考えています。
5-3 必要なコミュニケーション②
表情の話をもう少し続けます。面接練習を行っていて、いつも気になるのが、特に目の動きです。目の表情がころころ変わるのは良いのですが、結構な割合で黒目が上や横を向く人がいます。次のページの図でも紹介していますが、黒目が上を向くのは何かを思い出しているとき、横を向くのは迷うときです。特に、文言を用意し、暗記して面接に臨んだ受験者は、文言を思い出すため、視線を上にします。また、どのように言えば、面接官に気に入ってもらえるかと考え、迷うと視線が横を向きます。この2つは練習を繰り返すと直ってきますが、どんなに補正しても、微妙な視線の動きは残ります。さて、そのような視線の動きがあった場合、面接官はどのように感じるでしょうか。
例えば、皆さんが愛の告白を受けるとき、視線を上にして文言を思い出しながら告白されたら、視線が横を向いて、どういえば気に入られるか迷いながら告白されたら、その告白してくれた人と付き合いたいと思うでしょうか。自分を知って欲しいと考え本気で話した場合、主張するときには真っすぐ前を向き、質問に対しては、下を向いて考えるのが、一般的な目線の動かし方だと思います。
次に、面接という短い時間でのコミュニケーションの特徴の話をします。何度も言いますが、面接は30分~1時間程度の時間しかありません。この時間の中で自分を印象付ける訳ですが、このような場合「第一印象」は強い力を持ちます。最初の段階でプラス10点からマイナス10点までの点数をつけたとしましょう。
もし、最初に「この子、最高に良い」と面接官に思わせ、プラス10点の評価を受けた場合、その評価を継続させれば、高評価を得ることができます。しかし、最初に「なんだ、この子なってないな」と面接官に思われ、マイナス10点がついた場合に、30分~1時間で評価を覆すことができると思いますか。私には至難の技です。
そうです、面接は最初が肝です。何とかして最初の段階で「この子、最高に良い」と思わせることができると、その後の面接がスムーズに進むのです。また、最初から最後までの一貫性も重要です。そのため、自分の本質を考えて、面接の内容にコンセプト(考え)を作ります。例えば、「真剣さ」がコンセプトであれば、最初の印象で真剣さを伝えられるような立ち居振る舞いと表情、さらには、声の勢いを出すようにすることが重要です。また、「チャレンジ精神」であれば、その雰囲気を出すように、「優しさ」であればその雰囲気が出るように、最初の印象を作っていきます。
「自分のことをわかって欲しい。」「自分のことを知って欲しい。」が面接の第一歩
ノンバーバルとバーバルに一貫性を持つ。そのためには、本気さと心から思うことが重要
第一印象が面接の是非を決めると思え。面接は最初から、一挙一動に「コンセプト」を持て