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JOB. HUNTING.

TEXT. BOOK.

     就職活動が
          人を成長させる
  「素直さ・主体性・協調性」
         社会人としての考えを
           創る活動が就職活動
         そのために今できること
理念​

The best way to predict your future is to create it.-Peter Drucker

未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだピーター・ドラッカー

​降ってくる未来を待つのではなく、自ら未来をつかみ取る。就職活動を行うにあたり最も大切なことはこの気持ちです。また、就職はゴールではないスタートです。就職の先にある未来を明確にイメージし、そこに向かって決してあきらめないことが将来の幸せを創ります。未来を創るためには未来を創り上げる考え方が重要となります。その考え方を研究し続けるゼミが「就活ゼミ:ジョブハンティングゼミナール」です。

​幸せな将来を創ることに早すぎるということはないです。是非、このホームページを使って、将来を考えて欲しいと考えています。

5-1 面接官の特徴

面接とは、面接官と受験者のコミュニケーションの場です。その、コミュニケーションの中で面接官は受験者を判断します。面接官は判断する人で、受験者は判断される人という関係のため、受験者は面接官に対して構えてしまいがちです。

 

しかし、構えている人に対し、それをされた人が共感を持つでしょうか。構えるとは、「ある姿勢や態度をとって相手に対し身のそなえを行う。」ことです。「戦う姿勢をとる」といえば良いでしょうか。どのような人であろうと、構えに対しては攻撃や防御の姿勢で対応します。少なくとも共感し融合しようとは思いません。面接は戦いではありません。受験者のことをわかりたいと考える面接官に対し、わかって欲しいと考える受験者がコミュニケーションをとる場です。

そこで、面接官の頭の中を考えてみてください。皆さんは面接官が大人で、自分たちと違う世界に住んでいて、よくわからない人たちと考えていませんか。でも、面接官も人間です。皆さんが考えない凄いことを考えているわけではありません。面接官が欲しいと思う人材は、皆さんが欲しいと考える後輩と変わりません。

 

皆さんは、どんな後輩が好きですか。どんな後輩と仕事をしたいと考えますか。面接官も同じです。「こいつ、いいな。こいつと一緒に仕事をしたいな。」このように考えて採用に至るのです。ちょっと、想像してください。皆さんが野球部の部長だったとします。今年は沢山の新入部員が入ってきました。新入生にとって初めての部活の日、ある新入部員があなたに話しかけてきました。

先輩、去年の地区大会、見にいきました。3回戦凄かったですよね。いついかなる時も全速力で走って、絶対にあきらめない、負けないという気迫が伝わってきたんですよ。気合の入れ方も半端なかったですよね。先輩達のかけ声が今でも心に残っています。あの時、先輩たちの本気な気持ちと行動を見て、絶対にこの野球部でやりたいって心から思ったんですよ。だから、頭悪かった俺が必死で勉強して、この学校に入学したんです。先輩たちと一緒のチームで野球できるなんて感激です。頑張りますんで、よろしくお願いします。

さて、新入部員が目をキラキラさせながら、こんな風に言ってきたら、先輩としてどんな気持ちでしょうか。こんな後輩かわいくないですか。この後輩と一緒に部活を盛り上げていきたいと思いませんか。そうです。面接官の気持ちも全く同じです。面接官はエイリアンではありません。皆さんと同じように感じ、皆さんと同じように思うのです。まずは、それを知ってください。「後輩として欲しい」と思う皆さんの気持ちと「職員として欲しい」と思う面接官の気持ちは変わらないのです。

面接は戦いの場ではない。コミュニケーションの場である。

面接官は普通の人間であり、何か特殊なことを考えている人ではない。

皆さんの考える「後輩として欲しい」と、面接官の考える「職員として欲しい」は変わらない。

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