JOB. HUNTING.
TEXT. BOOK.
就職活動が
人を成長させる
「素直さ・主体性・協調性」
社会人としての考えを
創る活動が就職活動
そのために今できること
理念
The best way to predict your future is to create it.-Peter Drucker
未来を予測する最良の方法は、未来を創ることだピーター・ドラッカー
降ってくる未来を待つのではなく、自ら未来をつかみ取る。就職活動を行うにあたり最も大切なことはこの気持ちです。また、就職はゴールではないスタートです。就職の先にある未来を明確にイメージし、そこに向かって決してあきらめないことが将来の幸せを創ります。未来を創るためには未来を創り上げる考え方が重要となります。その考え方を研究し続けるゼミが「就活ゼミ:ジョブハンティングゼミナール」です。
幸せな将来を創ることに早すぎるということはないです。是非、このホームページを使って、将来を考えて欲しいと考えています。
6-10 志望動機の作り方
志望動機を作るために、最初に行うことは、受験先を知ることです。受験先の業界や職種・受験先の組織の使命や課題・状況を知り目標や目的を探ること、さらにはそれを実感するためゼミなどを通して調べこむことや、インターンシップに応募して体感すること、講演会で業界事情や動向などを聴くことなどを行っていきます。学生には「その組織を知る行動を通して、ワクワクしろ」と言うのですが、組織の目的を実感してモチベーションを持つことと同義です。そのためには、組織が持っている目的に対して、なぜそのような考え方を持つに至ったかを知ることが大切です。
創業者の伝記を読むことや、トップのインタビュー記事を探すこと、そこで働く人たちのモチベーションを知ることなどでそれが分かるかも知れません。ある学生は志望先企業の近くの飲食店に通いつめ、そこに昼食をとりに来る志望企業の社員の話に耳を傾け、企業の目標や目的の実感を得ようとしていました。方法は無限にあるはずです。もし、皆さんのモチベーションが本当ならば、考えて行動することはできると考えます。目的自体は社是や理念やトップの話などとして紹介されている場合が多いですが、是非、その目的がなぜなのかをしっかり見つけてください。それが、ワクワクにつながるはずです。
企業や省庁の目的となぜその考えに至ったかを理解したら、次に目的のもとどのような目標をもって組織が動いているかを調べていきます。さらに、その目標に対して組織がどのように動いているか、組織員がどのように動いているかを調べていきます。そこでも、なぜそのように動いているのかを実感することが重要です。また、色々な行動を通して探っていきます。
ここまで出来て、ワクワク感(モチベーション)をしっかり持つことができれば、志望動機はほぼ完成です。これを、業種・職種の志望理由→その中でその組織を志望した理由→興味のある施策や仕事内容→自分の抱負の順番で書いていけば良いわけです。
作り方の基本は「同化」と「差別化」です。色々調べた中でどこに共感したか。また、それはなぜなのか。自分はその組織の中でどう貢献できるのか。また、それはなぜなのか。これをしっかりと押さえてください。さらには、自己PRと同様、行動にフォーカスして様々なことを聞いてくるはずです。それに対して、どのようなことが原因で(どのような行動を通して)それぞれのことを考えたのかという視点も忘れずに用意するようにしてください。